世界にひとつだけ・オリジナルスリーブのつくり方 of 中日包材


スリーブやパッケージを製造販売する「中日包材」
世界にひとつだけのオリジナルスリーブも創ります

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 ス リ ー ブ っ て 、 な に ?

J565の376変形3種スリ2.jpg

三角ぼうし

私たちがつくっている「スリーブ」は、三角ぼうしのような円錐形のパッケージです。主にアイスクリームや、
ソフトクリームのパッケージとして使われています。
一般的には自動成形機で大量に製造されるため、カタチや生産数に制約があります。しかし、私たちのつくる
スリーブは "手加工による成形" が主体ですので、機械では出来ないあたたかみのあるスリーブを小ロットから
つくることができます。

スリーブの歴史

日本でスリーブの生産が始まった時期は不明ですが、当初は手づくりでほそぼそと生産していました。その後、
時代の流れとともにドイツ製などの自動成形機が導入され大量生産に移行していきます。
しかし、その用途のほとんどが、アイスクリームやソフトクリームなどの冷菓類に限定されるため、不安定な
需要に対応できず、スリーブだけの専業メーカーは次々に撤退や廃業、また倒産していきました。
今では製造するメーカーも少なくなりましたが、独特の存在感があるちょっと変わったパッケージに、私たち
は愛着を感じています。


 スリーブができるまで

J真丸印刷の小149の112.jpgまず原紙に印刷します。

樹脂フィルムにはグラビア、紙の原紙にはオフセット方式で印刷します。
印刷が終わると樹脂フィルムの場合は別のフィルムを張り合わせたり(ラミ
ネート)、特殊な素材を張り合わせたりします。その後、十分に乾燥させて
余分な部分を切り落とします。

工場抜き.jpgシートカットして打ち抜きます。

印刷やラミネートが終わりロール状に巻き取られた原紙を、今度は決めら
れた長さで、1枚づつ切り落としていきます。ロール状だった原紙は紙幣
のように重ねられ、一定の厚みになったら、扇形の金型で打ち抜きます。

検査室1.jpg成形貼りで完成、検査します。

扇形に抜かれた原紙を円錐形の型に巻きつけて貼り、すべての加工が終わ
ります。その後、いくつかの検査工程を経て箱詰めされ出荷します。
食品用なので、衛生環境や品質に十分気をつけて作業しています。

 手貼り成形  〜機械では作れないスリーブが出来上がります〜

J565の376成形室Sle-page用110301.jpg